「現場で訪問看護を続けたい」20代看護師の、初心を貫いた転職ストーリー | 訪問看護のソフィアメディ求人・採用情報サイト

INTERVIEW

働くスタッフの声

「現場で訪問看護を続けたい」20代看護師の、初心を貫いた転職ストーリー

ステーション白金高輪

看護師 S・Rさん

大学病院で4年間のキャリアを積んだ後、訪問看護師に転身したSさん。管理者になるより、まだしばらく多くの患者様への訪問経験を積みたいという思いから、ソフィアメディに転職を決めました。訪問看護師にとって、自分に合った職場選びとは?Sさんの体験談にヒントがあるかもしれません。

看護師 S・Rさん ステーション白金高輪 5年一貫の看護学校卒業後、大学病院の腎臓内科と整形外科病棟に4年間勤務。その後、訪問看護ステーションに転職し2年間勤務。先に転職していた同期の紹介もあり、2024年2月にソフィアメディに入社。現在訪問看護師として活躍中。

4年間の大学病院勤務を経て、訪問看護の道へ

これまでの職歴・キャリアを教えてください。

Sさん:看護学校を卒業し、看護師の資格を取得しました。21歳で大学病院に就職し4年間勤務した後、訪問看護師になりました。別のステーションで2年ほど勤めてから、ソフィアメディに転職して現在に至ります。

訪問看護師に転職しようと思ったきっかけ、理由はなんですか?

Sさん:大学病院に勤めていた頃、夜勤がだんだんと辛くなってきました。その病院では、カルテに紙を使用していました。夜勤の就業開始時間は本来16時半でしたが、紙カルテは情報の集約と記載に時間がかかります。そのため14時半頃から勤務を始めなければならず、実質的なサービス残業が発生していました。そのような超過勤務が当たり前なのが辛くなり、転職を考えるようになりました。

さまざまな転職先を考えた結果、訪問看護に辿り着きました。同じく転職を考えている同期がおり、彼女も訪問看護を希望していたので、二人で情報共有をしながら転職活動をしました。

最初の訪問看護ステーションの選び方は?

Sさん:私にとっては大学病院での給与が基準だったので、基本的に夜勤のない訪問看護でも、以前より給与が低くなるのは避けたいという思いがありました。同期はソフィアメディに転職したのですが、大学病院時代の給与と同程度の企業の求人が目に留まったんです。自宅から通いやすいステーションもあったため、私はそちらを選択しました。

転職の理由は「まだまだ訪問看護の現場でがんばりたい」

転職を考えるようになったきっかけは?

Sさん:訪問看護をやってみて、自分に合っているし楽しいと感じました。しばらくの間は訪問看護に専念するつもりでした。いろんなお客様と密に関わり、関係性を築いていける看護に集中したかったのです。けれど勤め始めて一年が経った頃から、管理者業務を任されることが多くなり、自分の訪問業務も行いながら対応していました。給与面では確かに謳われていた通りの金額で、オンコール対応をするとさらに手当もいただけていました。けれど、本来やりたかった訪問看護の時間が削られていくのが辛くなってしまったのです。

ソフィアメディを知ったきっかけ、印象はどのようなものですか?

Sさん:ソフィアメディに転職した同期に、色々と話を聞かせてもらいました。また、採用ホームページも拝見しました。働いている皆さんが、やりがいを持って訪問看護業務に取り組んでいる印象を受けました。

さらに本社で開催されていた説明会にも参加し、皆さんが実際にどのような働き方をしているのかを直接聞くことができました。その後、自宅近くのステーションで面接していただきました。更衣室などステーションの中も見学させていただき、自分がこの場所で働いている様子を想像できた点が良かったです。

オンコール対応やスケジュール管理のマネジメントに安心感

現在のお仕事について、1日の流れを教えてください。

Sさん:出勤し、まず本日のスケジュールを確認。その後はステーションスタッフ全員で朝礼を実施します。午前中に2件程度訪問し、昼に一度ステーションへ戻り、午後にも4件程度訪問をしています。その後、ステーションに戻り本日の記録や関係者への連絡などを行って、業務終了です。

オンコール対応はありますか?

Sさん:ありますが、頻度は少ないと感じています。オンコール対応は主担当と副担当の2名でシフトが組まれており、基本的に主担当が対応します。日々の何気ない会話でスタッフ同士「今日、あのお客様はどうでしたか」といった情報交換を行っており、状態が不安定な方については随時共有してもらえます。自分がオンコール担当ではない時も、心配なお客様がいれば共有をします。そういった事前情報があるので、オンコール時の不安はかなり軽減されています。

ソフィアメディに入社して印象的だったことはありますか?

Sさん:電子カルテの使いやすさです。一般的に、電子カルテが使いづらいと業務効率に影響が出ることがあります。特に訪問看護の初回訪問時は、事前に把握すべき情報が多いため、必要な情報が1箇所にまとまっていると効率的です。また、各情報へのアクセス方法が簡単であることも大事。そのような使い心地のいい電子カルテだと思います。

またスケジュール管理について、スタッフが休みを取りたい場合や、お客様が急遽訪問キャンセルとなり振り替えが必要な場合なども、管理者と相談しスムーズに調整できています。事前に休みの希望を聞いてくださり、その希望を叶えた上で勤務スケジュールが組まれるので、非常に助かっています。

ソフィアメディの制度や福利厚生について興味があるものは?

Sさん:CUCの支援先法人が運営する美容クリニックで、グループ会社社員限定で施術を社員割引価格で実施できる制度があるので、検討しています。まだ利用したことはありませんが、とても良い制度だと思います。

また最近、時短勤務の方が私たちのステーションに入職されました。お子さんがいらっしゃる方にとって、18時定時だと遅いと思うので、時短勤務の制度があると働きやすそうだなと感じています。

「ありがとう」の一言、変わっていく表情。訪問看護に感じるやりがい

現在のお仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?

Sさん:やはりお客様に「来てくれてありがとう」と言っていただける時が一番嬉しいです。また、訪問を重ねるうちにたくさんお話しできるようになったり、初対面の頃とは違った表情を見られたりすると「関係性を築けているんだな」と実感でき、とても嬉しく思います。

将来的に取りたい資格や、やってみたいことはありますか?

今、最も取得したいのはフットケアの資格です。

高齢になると爪の状態が良くない方が多く、長期間爪切りができずに放置されている方もいらっしゃいます。ご家族も「切ってあげたいけれど、皮膚を傷つけてしまいそうで、怖くてできない」と恐怖感を持つ方が多いです。ケア後は皆さん「スッキリした、歩きやすくなった」と喜んでくださいます。

転職を検討している看護師の方にメッセージをお願いします。

Sさん:訪問看護は移動が大変だと感じる時もありますが、直接お客様のご自宅に伺い、生活歴を知りコミュニケーションを重ねる中で、色々なことが見えてくる仕事です。訪問の度に「この方には何が必要か」を考えていると、それがケアに繋がってだんだんと心を開いていただける。関係性が築かれていく喜びがあると思います。また夜勤がないためしっかりと睡眠が取れ、身体的に楽になります。興味のある方は、ぜひ一度検討してみてください。

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