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INTERVIEW

働くスタッフの声

経験を活かして新たなキャリアへ!医療事務から広がった挑戦の幅

医事グループ

U.Mさん

ソフィアメディの医療事務には病院やクリニックなど様々な場所で経験を積まれた方が多く在籍しています。そんな経験豊富な方々がさらに新たな道にチャレンジできるよう、社内では様々なキャリアチェンジの可能性が用意されています。その一つが、事務を支える医事グループへのキャリアチェンジです。今回は自分の経験を活かし、社内でのキャリアチェンジに挑戦した、医事グループのUさんにお話をお聞きしました。

U.Mさん 医事グループ 大学卒業後、輸入車のディーラーに勤め、結婚と出産を機に仕事を離れる。子供の手が離れたタイミングで、医療事務として興味のあった医療業界に挑戦。クリニックに5年勤めた後、ソフィアメディに転職。事務業務のみならず、事務の新人教育も担う。2019年、医事グループ設立時に医事グループへ異動。事務の教育や業務フォローを担う。趣味はツーリング。

※この記事は2022年8月時点のものです。

「医療業界に携わりたい」原体験がセカンドキャリアのキッカケに

ーまず、医事グループの役割について教えてください。

医事グループでは、主に各ステーションの事務の育成支援と業務フォローを行っています。また、事務のみならず、管理者やAP(エリアプロデューサー)からの制度に関する問い合わせへの対応や、365体制のステーションの土日の受電対応、事務の欠員時には、臨時で事務代行も行います。

私は業務フォローの中でもスタッフが訪問した実績と請求に乖離がないか、正しく入金があるかを確認する仕組みを整えるなど、債権管理面における新しい仕組み作りを1年前からメインで行っています。

ーソフィアメディに入社する前も医療事務をされていたのですか?

はい、ソフィアメディに入社する前は、クリニックで5年ほど医療事務として勤めていました。でも、事務の仕事を始めたのは子育てが落ち着き仕事に復帰してからで、それまでは輸入車ディーラーで経理やショウルームでの接客をしていました。

ー事務の前は全く違う業種のお仕事をされていたのですね!では、なぜ医療事務になられたのですか?

私が出産をして間もない頃、母ががんを患い40代の若さで他界しました。その時に何もできなかったもどかしさがずっと残っていて、医療業界で自分が何かできることはないかと思うようになりました。ただ、子育てもある中で今から看護師になるのはハードルが高いと思い、医療事務という形で医療に携わることにしました。

ー医療事務として働き始めたUさん。クリニックで勤めたのち、訪問看護に転職したのはなぜですか?

医療事務として新しい環境でステップアップしたいと思い、転職先を探していたのですが、実はその時に初めてソフィアメディの募集で訪問看護の存在を知りました。

私の母は闘病する中でできるだけ家にいたいという気持ちがあったのですが、当時訪問看護という手立てを知らず、また私も実家から離れて暮らしておりましたので、家族だけでケアをすることが難しく、悔しくも家で看ることができませんでした。そのような経験からも訪問看護に強く興味を持ち、あの時の母と同じ状況の方を訪問看護であれば救えるのではないかとソフィアメディに転職することを決めました。

ーソフィアメディでの事務としてのやりがいはどのような点にありましたか?

やはり、専門職の皆さんと直接関わり、お支えできることです。ソフィアメディのスタッフは本当に良い人ばかりなので、この素晴らしいスタッフの皆さんの役に立ちたいということが私にとって一番のモチベーションでした。

また、訪問看護では事務がお客様のお顔を拝見する機会はなかなかありませんが、ステーションに帰ってきたスタッフが、今日はお客様がこんな様子だった、こんなことを話した、と様々なエピソードを話してくれるので、スタッフを通して私もお客様に愛情を感じることができました。そのため、お会いできなくてもスタッフと一緒にお客様をお支えできているのだと間接的に感じられたことも私にとってのやりがいでした。

医療事務の経験を活かし、社内で新たなキャリアに挑戦!

ー医事グループへはどのような経緯で異動されたのですか?

私が入社した当時はまだ医事グループは存在しておらず、近隣ステーションの先輩事務が新人さんを教育をするという体制でした。その頃はまだ20ステーションほどしかなく、その体制で回せていたのですが、3年ほど前からステーションの新規開設が増えたタイミングで、事務の教育と業務サポートを行う医事グループが設立されることになりました。グループ立ち上げのタイミングでメンバーとしてお声を頂いたのがキッカケです。

ー医事グループから声をかけられたときのお気持ちはいかがでしたか?

ソフィアメディで事務として4年働いていたので、事務の仕事はかなり慣れてきていました。教育にも携わる中で、事務職を続けるよりも、自分が環境変化の中でたくさん壁にぶつかり工夫して乗り越えてきたことを新しい事務さんにもっとお伝え出来ることがあるのではと思っていました。医事グループなら近くのステーションの事務だけでなく、もっと多くの事務に私が経験してきたものを提供できるのではないかと思ったので、医事グループへ異動し挑戦できることは嬉しかったですね。

実際に今、医事グループで広く事務の教育に携わらせていただく中で、新人さんの成長を目の当たりにできることにやはりやりがいを感じます。

ー特に印象的だったエピソードはありますか?
私がずっとフォローを担当してきた方とのエピソードが特に印象に残っています。その方が転職を考えていると聞き、「もしソフィアメディが嫌になったわけではないのなら少し話をしませんか?」と今のお気持ちをお伺いしました。その方と面談した時に、「私、Uさんみたいになりたいんです」とおっしゃってくださいました。私が事務から医事グループに挑戦したように、彼女自身もまた事務からさらに新しいキャリアにチャレンジしたいと思っていたそうです。教育に携わって、これは失敗したなと後悔したことも沢山ありましたが、その言葉を聞いて、医事グループとしてやってきて本当によかったと思いましたね。その後、その方は社内で違う領域の部署に異動し新しいキャリアにチャレンジしています。

ーその方はUさんの背中を見てチャレンジしようと思われたのですね。素敵です!
では、事務での経験が医事グループで役立っていることはありますか?

ステーションでスタッフさんと一丸となって働いていた時の現場感覚を忘れずに仕事ができていることでしょうか。スタッフの皆さんが最前線で大事なお客様を守ってくださっているからこそ私たちがいます。そのリスペクトや感謝は言葉一つひとつからも伝わるものだと思うので、ステーションから離れた今も、その姿勢はぶらさずに、忘れずにいるように心がけています。

ーどちらの視点も持ち得ているからこそUさんの存在はステーションとバックオフィスとの懸け橋になっているのですね。

最後にUさんが今後叶えたいことはありますか?

やはり、ソフィアメディの事務の皆さんが安心してお休みも取れ、長く働き続けることができ、新しいことにもどんどんチャレンジできるような環境を作りたいなと思います。事務が働きやすくなると活き活きと働く姿がステーション内にも伝染していくと思うんです。これからステーション数が増えていっても、それぞれの事務さんが自分の日常を大切にできて、仕事に行くことが楽しみになるような環境を医事グループとして作っていきたいです。

Uさんが入社して間もない頃は、まだ事務の教育制度も整いきっておらず、多くの苦労を抱え壁にぶつかったといいます。しかし今は、その経験を知恵と学びに変え、新たなキャリアに活かしています。常に自分のキャリアに対して妥協せず、新しい環境に挑戦するUさんの姿は多くの事務職の方にとって勇気になるものとなっているのではないでしょうか。

 

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