訪問看護のソフィアメディ

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【教育トピック】小児のお客様とのより良いかかわりの為に。発達支援について考える研修を実施しました!

夏の訪れを感じる7/20(土)の日中、言語聴覚士向けと題し、在宅療養・訪問看護サービスの質の向上を目指すスタッフ向けにソフィアメディセミナー「小児リハ~発達支援について考える」を実施致しました。第3回となる今回も前回同様、約100名の方にご参加いただきました。

言語聴覚士の中川 信子先生をお招きし、小児のお客様との関わり方について学びました。
中川先生は「子どもの発達支援を考えるSTの会」代表、狛江市健康推進課「ことばの相談」相談員、狛江市特別支援教育巡回専門家チームスーパーバイザー、と幅広くご活躍なさっています。

■本日の内容■
①子どもの「発達」
②子どもの現状を知るアセスメント
③ことばの仕組み
④望ましい関わり

まず、子どもの「発達」ということで、ことばの障害の種類についてご講義がありました。
ことばに関係する障害は多岐に渡りますが、「その改善のためには身体の健康や安心感のある暮らしが前提として必要である」という部分は特に意識しておきたいポイントでした。

次に子どもの現状を知るアセスメントの内容に入っていきます。
子ども達の真似をしたり、ペースに合わせる関わり方をしたりすることで信頼関係を築き、子ども達からのサインを受け取れるように、普段の関わり方から意識していきたいですね。
多くのツール紹介もあり、明日からのケアに活かそうとメモを取る方も多くいました。

続いてことばの仕組みに焦点が当てられました。
子どもの発達支援をしていく中で、どこに視点を置くべきかをご講義いただきました。また、身体の構造と発音の仕組みについても詳細にご説明いただけたので、いかにして身体や心の健康が子どもの発達や言葉の障害の改善に関係しているのか学ぶことができました。

最後に、子どもとの望ましい関わりについて映像を交えて確認しました。
映像での中川先生ご自身の子どもとの関わり方と、説明を交えてご講義いただくことで、お客様との関わり合い方のイメージが掴みやすく、頷いている方も多く見受けられました。

大人のお客様と変わらないところ、小児のお客様だからこそ気を付けて接する必要があるところ、多くの受講者が納得して学びを得られたことと思います。
お客様・地域の皆様から信頼し続けていただけるよう、様々な研修を実施してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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