清掃活動は、信頼をつなぐ第一歩。ソフィアメディ大垣が描く、地域包括ケアの未来像

清掃活動は、信頼をつなぐ第一歩。ソフィアメディ大垣が描く、地域包括ケアの未来像

ソフィアメディ訪問看護ステーション大垣では、訪問看護サービスの提供という枠組みを超え、地域社会との新たな関係性を築くための取り組みを始めています。
その名も「つなぐプロジェクト」
地域での事例検討会や勉強会、清掃活動などを通じて地域との接点を増やし、信頼関係を深め、「何か困ったことがあれば、まずソフィアメディに相談しよう」と、思い出していただける存在になることを目指しています。
プロジェクトのリーダーである、ソフィアメディ 訪問看護ステーション大垣のリハビリ主任の遠藤さんにお話を伺いました。

ー本業である訪問看護の枠組みにとどまらない、地域貢献活動「つなぐプロジェクト」を始動されたとのことですが、まず、この「つなぐプロジェクト」という名前に込められた想いからお聞かせいただけますか?

遠藤さん:「つなぐ」という言葉には、世代や立場を超えて、私たちが築く地域とのつながりを未来へ「つなぐ」という想いを込めています。また、ケアマネジャーさんや地域の事業者の方々など、様々な方と手を取り合って活動の輪を広げていきたい、という願いも表しています。

ーそもそも、なぜこのような地域貢献活動を始めようと思われたのでしょうか?

遠藤さん: 私たち訪問看護ステーションのスタッフは、日頃からお客様のご自宅に伺い、生活に密着したケアを提供しています。いわば、地域コミュニティの中で仕事をさせていただいているんです。だからこそ、地域への感謝の気持ちが自然と湧いてきますし、単なるサービス提供者としてではなく、地域の一員としてもっと深く関わり、信頼される関係を築きたいという想いが常にありました。特に大垣ステーションはコロナ禍で開設したステーションということもあり、希薄になりがちな地域とのつながりを、もっと確かなものにしたいという気持ちが強まっていました。そんな時、過去に社内で清掃活動が行われていた事例を知り、これなら私たちにもできるかもしれない、と。それが直接のきっかけですね。私を含め、上司である管理者やスタッフと一緒に企画を進めました。

ーその想いが、第一弾の清掃活動につながったのですね。活動を終えて、どのような手応えを感じましたか?

遠藤さん: スタッフとその家族、合わせて13名が参加してくれました。オリジナルのビブスも作って、みんなで日頃からお世話になっている大垣の商店街を中心にゴミ拾いをしました。商店街の方から「ソフィアメディさんって、訪問看護の会社なんだね」と声をかけていただいたのは、大きな一歩だと感じています。また、普段は別々に訪問しているスタッフ同士が、共に汗を流すことでチームの団結力がより向上したと感じています。

みんなでお揃いのビブスを着けて
スタッフの子どもが参加したことも、未来へ「つなぐ」一歩に

ー冒頭で伺った大きなビジョンについて、今後の具体的な計画があれば教えてください。

遠藤さん:清掃活動は春と秋の年2回を軸に継続していく予定です。それに加え、今後は地域の居宅介護支援事業所と共催で事例検討会を開いたり、病院の緩和ケア病棟に向けた勉強会を実施したりと、私たちの専門性を活かした連携により地域包括ケアの促進を行いたいです。ゆくゆくは、地域の健康相談ブースを設けたり、地元のイベントに参加したりと、様々な形で地域との接点を増やしていく計画です。本業である訪問看護を通した貢献はもちろんですが、ほかにも地域の方々の役に立てることがあれば、積極的にチャレンジしていきたいです。

ー素晴らしいですね。プロジェクトの最終的な目標はどこに置いていらっしゃいますか?


遠藤さん:大垣ステーション単体ではなく、岐阜エリア全体のステーションや、地域のクリニック、病院とも連携し、大きな活動の輪に育てていきたいと考えています。この「つなぐプロジェクト」を通じて、訪問看護のサービス品質だけでなく、様々な形で地域とのつながりを生み出していくことで、「何かあればソフィアメディさんだね」と、地域の皆さまに一番に思い出してもらえるような、そんな頼られる存在になることが一番の目標です。

ー強い覚悟と地域への深い愛情を感じました。「つなぐプロジェクト」が、地域全体の未来を明るく照らす存在となるよう今後の活動も応援しております。本日は貴重なお話をありがとうございました。

日々の清掃活動も続けていきます!