訪問看護のソフィアメディ

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TELEHEALTH

遠隔医療

社会課題と事業背景

2020年より新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が始まり、感染が拡大する中、病床が不足。在宅療養の体制が整えられ、WEBや電話などを使用したテレナーシングでの健康観察が各自治体で開始されました。しかし、感染者数増加とともに保健所機能は逼迫。ソフィアメディでは、2021年より自治体の保健所業務を受託し支援する、「遠隔医療事業」を開始しました。

ソフィアメディの
遠隔医療事業とは

ソフィアメディでは、訪問看護事業で培ったノウハウとエムスリーグループ(※)が持つ多様な医療ネットワークを活かし、在宅療養をされている方々が安心して自宅で療養を行っていただけるよう、遠隔医療事業の展開を進めております。保健所業務の支援として行ってきた健康観察をはじめ、様々な形で自治体の医療サポートを展開していく予定です。(※ソフィアメディはエムスリー株式会社のグループ会社です。)

新型コロナウイルス
陽性者健康観察

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関わる保健所業務、主に自宅療養者の健康観察を受託し、代行いたします。弊社の看護師が、必要時にはモニタリングを行うことで、病状の経過を質高く確認し、状態に応じて訪問を実施。保健所・医療機関の負担を低減しつつ自宅療養者の安心・安全な療養生活を支援します。新型コロナウイルス感染症流行開始後、弊社ではいち早く事業体制を構築し支援に取り組んでまいりました。(2021年2月~2023年3月現在)

#7119/#8000
受電コールセンター

電話口で医師や看護師が救急相談に応じる救急安心センター事業(♯7119)子どもの急な病気やけがの相談に応じる子ども医療相談事業(#8000)のコールセンター業務を受託し、代行いたします。経験豊富な看護師スタッフが対応し、状況に応じてオンライン診療への接続や救急搬送の要請、医療機関の紹介を行います。

医療機関サポート
夜間コールセンター

医療機関や自治体からの委託を受け、住民からの夜間の急な病気等に対する不安の解消や、不要不急な受診による医師等の負担を軽減させるため夜間や休日も医療や健康に関する電話相談事業の支援をいたします。看護師スタッフが24時間365日緊急電話に対応し受診の必要性や対処方法等の助言、医療機関の案内を行います。

実績

提携自治体数
10自治体
(2021年~2023年現在)

東京都と3つの県、のべ1,000万人以上の人口規模の行政にて、健康観察センターの同時運営を実施しました。

実績1
神奈川県
「地域療養の神奈川モデル」に参画

神奈川県の新型コロナウイルス感染者の自宅療養をサポートする「地域療養の神奈川モデル」に参画し、神奈川県内4箇所 藤沢市、横須賀市、厚木地域(厚木市・愛川町・清川村)、小田原地域(小田原市・箱根町・真鶴町・湯河原町)合計130万人規模の自治体にて対応を行いました。

地域療養の神奈川モデルについて(神奈川県HP)

内容 自宅療養者に対する健康観察や24時間対応の医療相談、一体的な支援体制整備を実施。 体調の変化があった際には医師と連携しオンライン診療を行う体制を整えています。神奈川モデルにおいては訪問看護機能として、訪問看護師が療養者宅まで訪問看護に伺い、健康観察や酸素濃縮器の設置も行います。
期間 2021年3月~2023年5月
実績 神奈川モデル事業対象者数(上記地域)のべ11,252件、うち訪問看護 のべ681件
(※集計期間:2021年3月~2023年5月)

実績2
50万人規模の基礎自治体

内容 疫学調査、搬送調整、健康相談、施設調査等一体的な支援体制整備 自宅療養者への疫学調査を行なったのち、療養期間中の24時間健康相談窓口となります。市民や消防指令課またはかかりつけ医からの依頼を受け、健康状態をヒアリング判断し、受診・搬送の調整業務も担い、保健所負担を軽減させています。 また施設入居者に感染者が発生した場合の施設調査や関係機関との連携も行っています。
期間 2022年9月~
実績 疫学調査 8642件 受診/入院調整 796件(うち受診調整 192件、入院調整 270件、受診/入院至らず 334件)、健康相談 のべ2622件、施設調査 のべ851件(※集計期間:2022年9月~2023年1月)

実績3
東京都文京区
(自治体規模:25万人)

内容 発生届出対象者の疫学調査を行った後、療養先を選定し、自宅療養者への健康観察や医療相談等を行っています。自宅療養中の健康相談窓口として、療養者が安心して療養できるよう努めています。
期間 2022年7月~
参考 文京区陽性者数 27690人(※集計期間:2022年8月〜2023年2月)

実績4
東京都墨田区
(自治体規模:30万人)

内容 発熱相談窓口 発熱などの症状がある際にかかりつけ医がいない場合、相談する医療機関に迷う住民の相談窓口となります。
期間 2022年8月~
実績 健康相談受電件数 のべ9257件(※集計期間:2022年8月〜2023年2月)

ソフィアメディの強み

1

ニーズに合わせた
柔軟な医療体制

弊社ではエムスリーグループのリソースを活用し医療人材提供、医療経営支援、医療データ活用、在宅ホスピス等、各種連携したサービス展開が可能です。

2

看護師雇用ネットワーク

拠点・事業間の人員異動を取り入れているため、状勢や各自治体の状況に合わせた体制変更のご相談も可能です。

3

医療専門コールセンター

看護師が運営するコールセンター内で症例検討やデータ分析、提供体制のブラッシュアップを行い医療専門コールセンターとしての質を確保しております。

4

365日 24時間対応可能

常時看護師を配置し、自治体において不足しがちな休日・夜間にも対応して保健所様が抱える負担を軽減します。

5

中重度療養者対応可能

新型コロナウイルス感染症流行初期から中重度症状の方の受け入れを行なっており、関係機関と連携の上、受診・入院調整や自社での訪問看護、安否確認の訪問も行います。

関係機関との連携体制

弊社の療養サポートセンターより、頻回なモニタリングを行うことで、病状の経過を質高く確認。状況に応じて訪問によるモニタリングを実施します。また、入院や搬送が必要な場合は医療機関と連携し、調整を行います。

ソフィアメディの
チーム体制の特徴

責任者である拠点リーダーが関係各所との窓口となり、それぞれ持っている強み・経験を活かした配置、役割を明確にするマニュアルを作成、レポートラインを統一することで階層的で意思決定から実行までスピード感のあるチーム体制をとっています。

拠点リーダー 地域責任者として全体の把握、行政との窓口となり事業の方式、方針合意等の重要な会議へ参加します。 各SVと連携をとり、地域全体の業務管理や人材育成の支援を行います。
SV 弊社内の高い基準をクリアしたスタッフをリーダーとして置き、コールセンター全体のマネジメントを行います。また、関係各所との連携や入院調整も実施可能です。
看護師(OP) 24時間365日の架電/受電を行い、市民や対象者の健康観察や健康相談を実施します。もし不通の場合や緊急性が高いと判断した場合は訪問看護対応スタッフへ連絡します。弊社で研修を行い、高水準で均一なコールセンター業務の質を担保しております。
事務スタッフ 医療相談や体調確認の一次架電、看護師への架電の取り継ぎ、疫学調査架電・記録やデータ入力等、看護師の事務サポートを行います。