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ソフィア訪問介護ステーション及び
デイサービスをご利用のお客様を対象に
お客様作品展を開催しています

在宅で療養生活を送るお客様が丹精込めて作った作品を、多くの方に見ていただきたい、また見ていただくことでご本人やご家族の新たな喜びや生きがいにつなげたいとの想いから「お客様作品展」を始めました。絵画や書道、衣服から工芸品まで様々なジャンルの作品が多数集まる、秋の恒例行事となっています。

当日の様子

Photo Album

インタビュー

「お客様作品展」を主体となって運営しましたお客様サービス課の佐野さん・大平さんに、お客様にまつわるお話を中心にお伺いしたいと思います。本日はよろしくお願いいたします!

一つ一つの作品にお客様のエピソードがある

―今年は約100点と過去最多の作品数が出展されましたが、一番思い入れのある作品と、そのエピソードについて教えてください。

お客様作品展インタビュー
ネットワーク通信(お客様向けおたより)の特別号では、全作品の紹介をしています

佐野:たくさんあるんですが…一番印象に残っているのはステーション学大のSTさんが訪問しているお客様の作品ですね。STさんがお客様にリハビリとして塗り絵を提案したところ、楽しみながら続けられるようになり、今回の作品展への出展へとつながりました。会場にはご本人もいらっしゃって、言葉をうまく発するのが難しい方でしたが笑顔がたくさん見られ、楽しまれている様子がわかってこちらもとても嬉しくなりました。

お客様作品展インタビュー

大平:私は違うお客様で印象に残っている方がいます。ステーション矢口の精神科訪問看護を受けていて、趣味で詩や絵をたくさん描かれていて初めて出展してくださった方です。その方の作品をソフィアの本部スタッフが食い入るように見て感動していたので、私はその様子を写真に撮っていました。そのお客様が作品展にいらっしゃった際に、「会社のスタッフも○○さんの作品を見て感動していましたよ」と写真を見せて伝えたところ、目に涙を浮かべて喜んでいらっしゃっていて…今までは自分で作って満足して終わっていたそうですが、初めて見ず知らずの人に見てもらえる嬉しさがあって、もっとたくさんの作品を持ってくればよかったとおっしゃっていました。

日々の在宅療養生活が楽しくなる「生きがい」に

―作品一つ一つにお客様の想いやエピソードがあって、直接お話を伺うとより一層趣深く感じますね。そういった話からも見えてくるかと思いますが、「お客様作品展」というイベントは、お客様にとってどのような存在になっていると感じますか。

お客様作品展インタビュー

佐野:少し大掛かりにも聞こえますが、お一人お一人の「生きがい」につながっていると思います。作品を作ることが楽しみになったり、「来年は何を出そう」と先を考えるわくわく感があったり、お客様の毎日を活き活きとさせるきっかけになっているかなと。「お客様作品展」が始まってから今年で3年目になりますが、年々作品数も増えていて、他の方の作品を見て触発される方も多く、こんなものも作ってみたい!と新しいことに挑戦してみようという前向きな声もよく聞かれます。

大平:私は、作品展はお客様の「心のリハビリ」になっていると感じています。普段のリハビリとはまた違って、家を出るきっかけになったり、自分の知らない人に丹精込めて作った作品を見てもらう喜びは、作品展でしか味わえないものだなと思います。

お客様作品展インタビュー

佐野:外出するきっかけというのは、とても大きな意義になっていると僕も思います。毎年車いすで来られる方もいらっしゃいますよね。ご家族や地域のケアマネジャーさんなど、周りの方も一緒に来られていて、在宅療養だと普段は家にいることがほとんどだけれど、楽しみな用事があって外に出られることはとてもありがたいと言ってくださいます。

―作品を作るだけでなく、イベントに参加するということ自体も、お客様の心をわくわくとさせる楽しみにつながっているんですね。佐野さんは営業部として事業所のスタッフとの関わりも強いですが、現場からはどういった声があがっていますか?

佐野:ステーションのスタッフからは、お客様も楽しみにしているので、毎年こういった機会があって嬉しいという声をよくもらいます。出展いただいたお客様には記念に額に入れた賞状もお渡ししているのですが、作品の隣に並べて賞状を飾ってくださっている方もいるようで、作品展に足を運べなかった方でも出展いただいた証が喜びにつながっているのだなと実感しました。

お客様作品展インタビュー
実際にお渡ししている賞状

―毎年出展して賞状が並んでいくと圧巻ですね!作品展が終わり賞状をお渡しするまでが、「お客様作品展」というイベントなんですね。

新たな出会いのある「集いの場」になれば

―今度は運営側として、「お客様作品展」を開催することの意義ややりがいについて教えてください。

佐野:お客様が笑顔になることが一番ですが、作られた本人が足を運んでくださって作品への思い入れや苦労したエピソードを語ってくださると、こちらもとても勉強になることばかりで、逆にいただくものもとても多いです。本部のスタッフはお客様と直接話す機会は少ないですが、「お客様作品展」を通してつながりができていると実感します。大平さんはどうですか?

お客様作品展インタビュー

大平:私も仕事上お客様に直接何かをしているわけではないですが、作品展ではお客様から「ソフィアさんにはいつもお世話になっています」とごあいさつをいただくことも多く、そういう意味では現場のスタッフも本部のスタッフも隔てなく「ソフィア」として見られている、頼られているんだなとありがたく感じます。お客様を見ていると他の作品に興味を持っている方もたくさんいて、作品展によって新しい趣味や興味が生まれるのはとても貴重なことだと思います。

佐野:たしかに、お客様とソフィアのつながりだけではなくて、同じ趣味をもったお客様同士や、地域の方々同士でもまた新しいつながりができたりすると、「お客様作品展」ももっと広がっていきますね!

―最後に、今後の「お客様作品展」の目指す姿を聞かせてください。

大平:先ほども話にあがりましたが、お客様、地域の方々、ソフィアのスタッフなど、様々な人たちが集まる場になったらいいなと思っています。お客様とソフィアのスタッフが話をする場面はありますが、居合わせたお客様同士が「この作品素敵ね」と会話している姿を見て、作品を通してお客様の輪が広がると、様々な作品を持ち寄っていただき開催する意義も深くなる気がしました。

お客様作品展インタビュー

佐野:作品作りを通して、他にも色々な新しいことに挑戦したいという気持ちが芽生えるきっかけになればと思います。できるという可能性に気づいて、運動でも料理でも何でも良いので、また違ったことで楽しみを見つけられる後押しになればいいですね。「新しく他のことも挑戦してみました」という声がお客様からもっと聞けるようになれば嬉しいです。
毎年開催を重ねていくごとに、作品を作る楽しみとともに人とつながる喜びも広がり、ソフィアの経営理念として大切にしている「お客様お一人お一人の自己重要感を高めること」に貢献できればと思います。これからもたくさんの方々に注目していただきたいです。

お客様作品展インタビュー

―「お客様作品展」は毎年9月の開催を今後も継続していくということで、ソフィアのスタッフとしてもとても楽しみにしています。お二人とも素敵なお話をありがとうございました!今までの開催の模様を収めた動画もございますので、こちらもぜひご覧ください!